「ジャズポジ」って、知ってますか?
名前の通り、ジャズダンスで使われる“ポジション”のこと。
ヒップホップダンスにはあまりこの「ポジション」という考え方がなく、
バレエやジャズには、それぞれ独自のポジションがあります。
バレエのポジションは有名ですよね。
1番や5番などの足の形、頭の上で円を描くアームス…。
多くの人が一度は見たことがあるはずです。
ジャズにもあるんです。

ジャズポジを知ると、踊り方が変わる
最近では、Jazzではもちろん、K-POPやヒップホップにプラス、ストリートジャズなど
さまざまなジャンルに“ジャズの要素”がミックスされています。
そのとき、動きの基本として「ジャズポジション」を知っていると、
同じ振付でも見え方・踊り方が全く違ってくるんです。
ジャズポジって、実は“見えにくいけど効いてくる”んです。
“知っている人だけが見える”動きの土台。
そのひとつが「腰を少しアイソレーションして、体をひねる」ポジション。
この“ずらし”と“ひねり”が、ジャズ特有のセクシーさをつくります。
ジャズポジションでは、体の重心の比率が6:4や7:3など微妙にズレているのも特徴。
そのアンバランスさが、動きの流れと奥行きを生むんです。
足には「ジャズパッセ」、アームスにも「ジャズポジション」。
ジャズウォークではアームスを「かく」ように動かし、
肩のプッシュやコントラクション、首のラインもある。
全部がつながって“ジャズらしさ”になります。
ジャズレッスン=エクササイズ1時間、振付30分?
でも、ここからが正直な話。
ジャズのレッスンって、柔軟やエクササイズに時間を取ることが多いんです。
振付よりも“体をつくる時間”がメイン。
もちろんそれは大切。だけど、
これからダンスを始めたい人にとっては、
「まず踊ってみたい」という気持ちが大きいはず。
そこで新しく作ったのが、「JAZZ系入門クラス」。
「まず、ジャズポジ使って踊る」から始めよう
このクラスでは、従来のジャズエクササイズ部分を一度省いて、
まずは“ジャズポジション”を理解して踊るのに使えることから始めます。
ポジションを知って、使って、踊る。
その後で体を作るエクササイズをやって「引き上げ」「ターン」「ジャンプ」などの技を深める。
つまり、順序を変えたレッスンなんです。
Jazz系入門は、エクササイズはなし
「振り付けを習えば踊れる」は、ちょっと違う
最近感じるのが、「振り付けを覚えたら踊れる」「説明してもらったら踊れる」と思っている人が多いこと。
でも実際は、“似てるけど違う”状態になっていることがほとんどです。
振付を覚えるだけ、説明を詳しく聞いても、
“その人らしい見せ方”や“体のライン”までは再現できません。
上手な人は、基本を知っていて、それを使っている。
だから、同じ振りでも完成度が全然違うんです。
ジャズポジは、ジャズポジで練習するのが、早道です。
今の時代に合う「基礎の学び方」
私は長くダンスを教えてきて、
多くの人が「もっと上手くなりたい」と思ってくれるのを見てきました。
だからこそ、基本(ジャズポジ)をレッスンで伝えたいと思っています。
3年かけてやっとわかる…そんな“昔ながらのやり方”もアリ。
でも、今はもっと早く実感したい人が多い時代。
クラシカルなジャズではそれもアリ。
でも、これからの時代は「まずは使ってみる」学び方も必要。
だから生まれた、“ジャズ系入門”
このクラスは、
「ジャズポジションを知って、それを使って踊ってみる」ことにフォーカスしています。
長くダンスをやってきた私自身、
今はジャズをベースに、ストリート・ヒップホップ・バレエの要素をミックスした振付をしています。
基本があるだけで、踊りの完成度も伝わり方も変わる。
だからこそ、“ジャズポジ”をもっと広めたい。
将来自分で振付をしたい人にも
ジャズポジは、振付を作る上でも役立つ考え方です。
全くの初心者でも、ひとつずつ理解しながら身につけていけます。
「他ジャンルから来た」「少し経験あるけど伸び悩んでる」
そんな人にこそ、気づきの多いクラスになると思います。
興味がある方は、ぜひ一度
👉 [JAZZ系入門クラスの詳細はこちら(Dance JETE 京都) ]
“見える体”と“使える感覚”、どちらも手に入ります。




ダンスが上手くなりたい人へ,まず復習の手順を作ろう
こんにちは、NACHIです。京都でDance STUDIO 『 JETE 』をスタートしはや20年!!このブログはProject Teamの事、毎年訪れるNYの事、20年のLessonを通して気づいたDANCEをうまく踊るには?を中心に書いていきます。よろしくお願いします。